文房四宝とは⁉︎
文房四宝という言葉をご存知ですか?
「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と言う言葉を聞いたことがあるだろうか。広くは知られていないのかと思い、今回取り上げることとした。書道を始めて間もない方は聞いたことがないかも知れない。あるいは何年かやっている方でも案外知らないかも知れない。店名に「文房四宝」をうたう当店としては由々しき問題である。


文房とは?
そもそも「文房」とはどういう意味だろうか。「文房」とは元来中国の文人が書斎のことを「文房」と呼んだのが由来で読書や執筆をするための部屋を意味する。したがって「文房」に備えておく道具を「文房具」と呼ばれていたようだ。「文房具」の定番が「筆墨紙硯(ひつぼくしけん)」であり、「文具」はそれよりももっと広い意味でハサミなどを含んでいると考えられる。
文房や文房具は特権階級の証!?
昔は識字率が低く、字を書く人は一部の教養人でおそらく特権階級であったのであろう。今と違い紙や筆は大変高価で、墨や硯はさらに貴重であったと思われる。それゆえ文房具や文房のある家を持っているのは相当の文人やかなりの地位の高い人物なのであろう。それらを有していることはステータスが高い証に違いない。墨や硯は高価で「筆墨紙硯」全てを揃えているのは大変なことで、大事に扱う必要からあえて「文房四宝」と大袈裟に言うのだろう。当店は書道をやるのに硯で墨を磨ることを大切にして欲しいと考え、「文房四宝」を店名にあえて付けた。



- 元の価格は 1,251円 でした。1,125円現在の価格は 1,125円 です。 [税込]
定価1,251円(税込)の10%引きにて販売いたします。 漢字・調和体用の手漉き半紙です。色は生成り、表面にひっかかりがあるので渇筆がよく出ます。 やや厚口ですが滲みも少なく墨もしっかり裏に抜けます。 手漉きでは手頃な価格で人気が高い半紙です。
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定価2,244円(税込)の10%引きにて販売いたします。 雁皮を主原料とした最高級の書道用半紙です。 楷書用として最適。墨量を十分に含ませても滲みも少なく書きやすい純雁皮の厚漉半紙です。 紙面の平滑度と光沢は手漉きの風格です。
- 13,200円 [税込]
サイズ:130mm・35mm・15mm 84g 超微粒子墨。漆黒の強い純黒で、中〜淡墨で黒赤茶系。主に漢字向けですが、グラデーションも美しくかな・画にも良いです。
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サイズ:約穂径9mm・穂丈50mm・全長262mm 用途:漢字半紙6字・条幅3行〜 豊橋筆は墨含みが良く、墨はけが遅く使いやすいのが特徴で、高級品の筆の品質の割に比較的安価です。水を用いて混ぜ合わせる「練り混ぜ」の工程を用いることと、工程の全てを手作りで行うことから高品質の筆が生み出されます。川合福瑞は豊橋筆の第一人者で、藤井聡太七冠が2018年に愛知県特別表彰の記念品の豊橋筆の製作者で、2019年秋には叙勲されております。