書いてみよう⑩
暑中見舞い・残暑見舞いを書いてみよう
書いてみよう⑧書いてみよう⑨で手紙に出てくるお決まりの表現を調べて練習してみた。今回は当店のある関東地方も梅雨明けし夏真っ盛りとなったことから暑中見舞い・残暑見舞いの書き方を調べて練習してみたい。
(1)暑中見舞いを書く
暑中見舞いの書き方を検索してみたら郵便局のHPが出てきたので参照引用してみたい。 二十四節気の「小暑(7月7日頃)」~「立秋の前日(8月7日頃)」にかけて送るのが通例。実際の暑さより暦が基準になる。立秋の前日までに届かないようであれば、「残暑見舞い」として送る。 基本的に、❶お見舞いのあいさつ・❷時候のあいさつからはじまる主文・❸結びのあいさつ・❹日付の4つのブロックから成り立っている。
❶お見舞いのあいさつ
はじめに「暑中(残暑)お見舞い申し上げます」や「暑中(残暑)お伺い申し上げます」など、お見舞いのあいさつを述べる。本文よりやや大きめの文字で書くことにより見栄えが良くなる。句点「。」は書く必要はない。
❷時候のあいさつからはじまる主文
時候のあいさつと相手の健康を気遣う言葉 自分が感じているその時の季節感を書く。相手が住んでいる土地柄や気候に合った表現がよい。そのあとに、相手の健康を気遣う言葉を続ける。お世話になったことがあればそのお礼も伝えると印象が良くなる。
自分の仕事やプライベートの近況報告 時候のあいさつに相手を気遣う言葉が入っていない場合には、健康を気遣う言葉を書く。日頃の感謝やお詫びがあればそちらも伝え、そのあとに、自分や家族の近況、夏の帰省予定など自分らしいエピソードを書くとよい。夏休みの旅行先から家族や友人に向けて旅先の感想などを添えるのも喜ばれる。
❸結びのあいさつ
「暑中見舞い」「残暑見舞い」の主旨である、相手の健康を気遣い、無事を祈る思いやりあるひと言で最後を締めくくるとよい。
❹日付
詳細な日付は入れず、年数の下に、暑中見舞いの場合は「盛夏」、残暑見舞いの場合は「晩夏」「立秋」「葉月」などの言葉を書く。
「暑中見舞い」の文例
暑中お見舞い申し上げます
年々暑さが厳しくなり、今年もすでに全国で最高気温記録が更新されましたが、いかがお凌ぎでしょうか。
このような気候ですが、お陰様で、私たちは涼を得ながら元気に過ごしております。
酷暑の折、夏バテなどなさいませんよう心よりお祈りいたしております。
令和○○年 盛夏

(2)残暑見舞いを書く
「立秋(8月8日頃)」~8月末頃までに届くよう送る。遅くても「処暑の候(9月7日頃まで)」に届くように送る。
「残暑見舞い」の文例
残暑お見舞い申し上げます
暦の上では秋とはいえ、なお暑い日が続いておりますが、皆さま、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
お陰様で、わたくしたち家族全員、夏バテもせずつつがなく暮らしております。
夏のお疲れが出るころですので、どうぞお身体にはお気をつけて健やかにお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
令和○○年 立秋

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